月命殺方位への引越しや旅行による影響

本命殺や本命的殺は、盤を見れば一目で分かりますが…
ついつい見落としがちなのが、月命殺月命的殺です。

月命星とは

本命星は生まれた「年」で導き出す「星」ですが。
月命星は生まれた「月」で導き出す「星」です。

まずは、下記の表をご覧ください。

九星気学 月命早見表

本命星
一白水星
四緑木星
七赤金星
二黒土星
五黄土星
八白土星
三碧木星
六白金星
九紫火星
2月生まれ 八白土星 二黒土星 五黄土星
3月生まれ 七赤金星 一白水星 四緑木星
4月生まれ 六白金星 九紫火星 三碧木星
5月生まれ 五黄土星 八白土星 二黒土星
6月生まれ 四緑木星 七赤金星 一白水星
7月生まれ 三碧木星 六白金星 九紫火星
8月生まれ 二黒土星 五黄土星 八白土星
9月生まれ 一白水星 四緑木星 七赤金星
10月生まれ 九紫火星 三碧木星 六白金星
11月生まれ 八白土星 二黒土星 五黄土星
12月生まれ 七赤金星 一白水星 四緑木星
1月生まれ 六白金星 九紫火星 三碧木星

例えば、九紫火星の4月生まれでしたら、「月命星が三碧木星」です。

月命表

九星気学では、毎月1日で月が替わるのではなく、節入りで変わります。

例えば、8月なら8月7日頃の「立秋」から8月となります。
8月の立秋以降に生まれた方が、「8月生まれ」とみなします。
1日から7日頃に生まれた方は要チェックです。

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月命殺とは

生まれた月から導き出した「月命星」が入る方位(宮)が月命殺です。

月命的殺とは

月命星が巡っている宮の対面の宮です。

月命殺方位への引越しや旅行による影響先ほどの例で出した「九紫火星の4月生まれ」の方の場合、月命星が三碧木星です。

2017年の年盤では、三碧木星西に入っています。
西月命殺になり、その対面になる月命的殺となります。

上記の図を見ると一目でご理解頂けると思います。

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月命殺と月命的殺による影響

巷で売られている本やインターネット上では、本命星のみを考慮した吉方位だけ書かれているのが殆どです。

確かに本命星による凶方位本命殺・本命的殺)や五黄殺・暗剣殺・破を一番に避けるべき方位ですから、最低でも避ける必要のある方位のみを記載しているのでしょう。

しかし、月命星を無視して月命殺月命的殺で祐気取りや方位取りを行っても効果は期待できなどころか…逆効果になる方もいらっしゃいます。

月命殺による影響

月命殺へ旅行や引越しをした場合、本命殺程の強力な凶作用ではありませんが、自分自身の過失による損失を招くと言われています。(能動的な凶作用)
月命星による影響ですから、その凶作用は、肉体面に現れやすいと言われています。

月命的殺による影響

月命的殺へ旅行や引越しをした場合、月命殺と同様に身体的な悪影響が現れます。

月命的殺の場合、悪影響の原因が「受動的」です。
例えば、精神的苦痛によりストレスが重なり病気を発症するような状況に陥る。

月命殺・月命的殺いずれも、肉体的・精神的な面で凶作用が起こりやすいもで、結果的には運気にも影響します。

月命星の影響を受けやすい人

  • 25歳以下の方
  • 自立していない方

大雑把ですが、上記方々が月命星の影響を受けやすい方です。

25歳以上の方でも親からの保護を受けている、社会的に保護されている状況の方は、月命星の影響を強く受ける傾向があります。

方位取り(引越し)や祐気取りを行う場合、吉方位は本命星と月命星を考慮する必要があります。

月命星の影響を受けにくい人

25歳以下でも親から離れて独立している、若しくは親を扶養している方。
結婚して家庭を持っている方は、月命星よりも本命星の影響の方が強いです。

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本命星が優先?月命星は無視?

「30歳過ぎれば、本命星を優先にして月命星は見ない!」っと仰る占い師さんもいらっしゃいます。

しかし、月命星は肉体に影響します。
更には、その人の性格にも影響をしている星です。

年盤の月命殺月命的殺考慮した方が良いです。

また、方位取り(引越し)や祐気取りによる ”開運の目的” が、「身体健全」であれば、月命星も吉方となる方位をおススメします。

当サイトでは、吉方位を本命星と月命星を考慮して吉方を出しています。
ご自身にとって、目的としている「開運」を考慮して、本命星のみ(月命殺・月命的殺を除く)で吉方を採って頂いても良いので、あまり神経質にならないようにして下さい。

方位取り・祐気取りにおける本命星と月命星の影響については、こちら にも記載しています。

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