七赤金星 2025年の吉方位は 南東 恵方は西南西やや西(庚)
2025年 七赤金星の吉方位は「南東」
南東を中心に南30度と東30度の合計60度の範囲が「巽宮(そんきゅう)」で「四緑木星の定位置」です。
四緑木星は七赤金星の「凶星(死気)」ですので、四緑の吉作用を獲得するには
巽宮に吉星が回座する年だけ!
今年は絶好の開運チャンス!
目次
七赤金星 2025年の吉方位「南東」に巡る吉星解説
- 南東(巽宮)は、七赤金星の吉星「一白水星」が回座する「退気方位」
吉方位には「生気・退気・比和」があり、吉効果においては優劣や大小はありませんが、吉効果を得るスタイルに違いがあります。
2025年の七赤金星において、生気方位と比和方位はありません。
生気…二黒土星もしくは八白土星から生じた気を七赤金星が受け取ります。(土生金の相生関係)
周囲からの援助や指導を頂いて開運へ導かれる吉方位です。
とは言え「棚から牡丹餅」のような幸運が得られるわけではありません。
開運に繋がる活動と努力はマストです!
退気…七赤金星から生じた気を一白水星に与えます。(金生水相生関係)
ご自身が努力と貢献を尽くすことで開運を得る吉方位ですので、「自発的な行動がマスト」です。
比和…七赤金星と同じ五行の「金」に属する六白金星が回座する方位です。
同じ性質の五行が増幅し、互いに助け合う吉効果を得る吉方位です。(金の相互関係)
七赤金星 2025年の吉方位「南東」の有効期間
吉方位としての有効期間は、2月立春~翌年2月節分までです。
長距離移動や引っ越しなどの長期滞在に用いることが出来る吉方位です。
移動距離や滞在期間などの詳しい解説は下記の記事でご覧ください。
2025年2月3日、立春の節入り時刻は23時10分ですので、現実的には2月4日から吉方位を用いるように計画されることをお勧めします!
破壊殺(年盤は歳破)の凶方位の範囲について
破壊殺は、十二支に生じる凶殺方位です。
その年・月・日・刻の十二支の真向かいに位置する十二支が破壊殺(年盤は歳破)です。
2025年は「巳の年」ですので、真向かいの十二支「亥」が歳破となります。
「亥の歳破」は乾宮に内包されており、乾宮に回座する三碧木星は歳破と同会します。
従って、当サイトでは三碧木星が回座する「乾宮」を歳破としています。
ただ、歳破を十二支のみとして扱い「戌」(西北西)を吉方位として扱う流派があります。
2025年 七赤金星の最大吉方表
七赤金星の吉方位は「南東」ですが、本命星のみの吉方位です。
しかし、月命星にとって「死気・殺気・月命殺・月命的殺」の方位となる場合は最大吉方ではありません。
下記の表は、誕生月ごとの最大吉方位に「○」を付けて表した表です。
生まれ月 | 月命星 | 南東 |
2月立春(寅月) | 八白土星 | 死気 |
3月啓蟄(卯月) | 七赤金星 | ○ |
4月清明(辰月) | 六白金星 | ○ |
5月立夏(巳月) | 五黄土星 | 死気 |
6月芒種(午月) | 四緑木星 | ○ |
7月小暑(未月) | 三碧木星 | 月命的殺 |
8月立秋(申月) | 二黒土星 | 死気 |
9月白露(酉月) | 一白水星 | 月命殺 |
10月寒露(戌月) | 九紫火星 | 殺気 |
11月立冬(亥月) | 八白土星 | 死気 |
12月大雪(子月) | 七赤金星 | ○ |
1月小寒(丑月) | 六白金星 | ○ |
○…最大吉方:本命星と月命星共に吉星が巡る方位
死気…月命星の死気方位:自らが周囲に問題をもたらす。
殺気…月命星の殺気方位:周囲が原因で窮屈な状態に陥る。
月命殺・月命的殺…本命星の吉方位でも用いることは推奨しません。
月命星の死気・殺気は身体や精神面に事象が現れる可能性があるのですが、三大凶殺(五黄殺・暗剣殺・歳破)のような強い凶作用はありません。
ただし、「方位取り」を目的にした移転や引っ越しの場合は「最大吉方」を用いることをお勧めします。
月命星の必要性について
基本的に成人以降の運勢は「本命星」がメインになるのですが、生まれ持った身体的な特長は月命星に現れます。
また、本命星と月命星を用いて個人の環境運や潜在意識を導き出すので、やはり月命星は無視できないと思います。
2025年 六白金星の吉方表
こちらの表は、本命星のみの吉方位「南東」に「退気」を記載しています。
ただし、月命星の凶殺「月命殺・月命的殺」は無視できないので凶方位として記載してます。
生まれ月 | 月命星 | 南東 |
2月立春(寅月) | 八白土星 | 退気 |
3月啓蟄(卯月) | 七赤金星 | 退気 |
4月清明(辰月) | 六白金星 | 退気 |
5月立夏(巳月) | 五黄土星 | 退気 |
6月芒種(午月) | 四緑木星 | 退気 |
7月小暑(未月) | 三碧木星 | 月命的殺 |
8月立秋(申月) | 二黒土星 | 退気 |
9月白露(酉月) | 一白水星 | 月命殺 |
10月寒露(戌月) | 九紫火星 | 退気 |
11月立冬(亥月) | 八白土星 | 退気 |
12月大雪(子月) | 七赤金星 | 退気 |
1月小寒(丑月) | 六白金星 | 退気 |
退気方位…尽力を尽くして能動的に開運に繋げる方位です。(南東:一白回座)
一白水星が回座する 南東の吉方効果
南東を定位置とする四緑木星の象意と回座する一白水星の象意の相乗効果による吉象意が期待できます。
四緑木星と一白水星は相互理解や共感に長けた資質を持つ星ですから、主に「信用と人間関係」に関連する事柄で吉効果が期待できます。
具体的な事象例
- 物事が調いスムーズな進展が得られる
- 遠方からの取引やご縁を活かして、活動の場が広がる機運に恵まれます。
月命星別 吉方効果
2025年の吉方位を用いることで、個人の特異性がグレードアップされる月命星の方について解説します。
3月啓蟄以降と12月大雪以降生まれの方
月命星は七赤金星で、潜在的な能力を司る傾斜星は「四緑木星」です。
その定位置の南東を用いることで、同時に一白水星の吉象意を活用する機会に恵まれます。
潜在的な能力を発揮させる機会を活かし、同時に苦手意識の克服に繋がる効果が期待できます。
6月芒種以降生まれの方
月命星は四緑木星で、人を引き寄せる資質を担う同会星は「一白水星」です。
その星が巡る「南東」を用いることで、人を引き寄せる能力が高まり、人間関係と活動の場が広がるチャンスに恵まれます。
他者の苦悩を理解する知識と能力が上がり、それを活かして人生のステージが広がることで開運に繋がります。
生年月日の十二支に「丑・酉」を持つ方
生年月日の十二支に「丑もしくは酉」と吉方位の「巳」の結合で三合金局の拡大作用が期待できます。
拡大作用の事象例としては、義理人情に厚い人間関係が広がり、物質的な豊かさにも繋がるでしょう。
大歳が巡る 南南東を用いる際の注意
南東から南へ30度の範囲は「巳」の方位で、2025年は「巳」に木星の精とされている「大歳」が付き、物事の発展と成長を促すので象意の影響を受けます。
その対局方位にあたる「亥」に「歳破」が巡り、万人の凶方位となります。
「巳(南南東)」の方位を用いて長期滞在したのち、元の出発点に戻ると「歳破を犯す」ことになるのでご注意ください。
吉方位の効果が出現する時期
吉方位を用いた十二支によって吉方位効果が出現するタイミングを解説します。
地支中宮作用
以前に用いた吉方位の十二支が巡る年、もしくはその十二支が巡る月に「用いた吉方位の効果が出現する」と言われています。
例えば、七赤金星が2025年に南東に含まれる「巳(南南東)」の吉方位を用いると、巳年もしくは巳月に効果の出現が期待できます。
十二支三合作用
以前に吉方位を「用いた年」から数えて五年目、もしくは「用いた月」から数えて五ヶ月目ごとに効果が発現すると言われています。
2025年の恵方は「西南西やや西(庚)」
恵方とは
その年の福徳を司る神「歳徳神さま」が、一年間(2月立春から翌年2月節分まで)滞在される方位のことを言います。
2025年の干支「乙巳」の十干「乙(きのと)」と干合する「庚(かのえ)」が恵方となります。
風向きを表す16方位を用いて「2025年の恵方は西南西」と言われていますが、本来は九星術や家相で用いる24方位の「庚(かのえ)」が恵方なので「西南西やや西」です。
上記の図は、九星術や家相で用いられる24方位盤に16方位をピンクの文字で記入しました。
一般的な恵方「西南西」では南により過ぎることが、ご理解頂けると思います。
恵方参りの方位
恵方参りは自宅から750m以上離れた恵方の方角に在る神社仏閣に参るので移動を伴います。
従って、九星気学で用いる変形八角形の「方位盤」で恵方を取るので、正八角形の「24方位盤」の範囲とは少し異なるのでご注意ください。