2017年 丁酉 一白中宮の一年
2017年 丁酉の年
2月の立春(節分)から本格スタート!
九星気学では、遁甲盤の中央にあたる「中宮」に入る星が、その年の大まかな事柄を表します。
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2017年は一白中宮
一白中宮とは、一白水星が遁甲盤の中央に入る状態をいいます。
九星気学では、星が9個(一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫)あります。
毎年違う星が中宮に入ります。
従って、必ず九年に一度は、一白中宮の年を迎えます。
前回の一白中宮の年は、「2008年」でした。
2008年の大きな出来事は…
負債総額、約6000億ドル(約64兆円)という史上最大の倒産により世界的な連鎖による金融危機「リーマンショック」が起こりました。
9月8日に救済処置を行ったが、同月の15日に破産。
一白水星が中宮に入ると六白金星が坎宮に入り暗剣殺となります。
金融や頭領(社長)の象意「六白金星」が穴に落ち込む状態となります。
まさに…象意どおりの2008年でした。
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一白象意とは
一白水星の主な雑象としては、暗い、陥る、秘密、悩む、苦しむ、貧乏…など。
ちょっと厳しい感じのキーワードが並びますが、プラス的なワードとしては、親愛や探究…など。
他にも沢山あるのですが割愛させて頂きます。
従って、今年(2017年)も大きな落ち込みもあるかもしれません。
ただ、今年(2017年)は、壬(みずのえ)、方角としては北北西微北に歳徳神(としとくしん)が入りますから、六白が凶象意にさらされるレベルとしては下がるかもしれません。
(一般的には「恵方」といいます)
しかし、こんな不穏なご時世だからこそ、一白象意の「親愛」がより一層深まる風潮となるでしょう。
ただ、その「親愛」も度が過ぎると、自分の仲間だけを大切にし、他は排他的な扱いになるかもしれません。
もう既にイギリスのEU離脱から始まっているのかもしれませんね。
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終わりは始まり
一白は、「一(いち)」を表しますから、終わりを迎えた事柄には必ず新たな事柄が始ります。
何事もスタートは大変で苦労を伴うモノです。
が、しかし!
これからは「発展」へ向かう始まりなのです。
前向きに捉える事が大切!
ご縁と思いやり
何事も始まりには、人との「ご縁」がつきものです。
そして、そのご縁を繋ぐのは「思いやり」です。
人とのご縁を親密に深める「一白象意」に恵まれている一年です。
この影響は、全ての方に恵まれる象意ですから大切に深めると良いでしょう。
例えば、一例ですが…
九紫火星は、巽宮(南東)に入り交渉事に恵まれる一年です。
その対面に存在する二黒土星は強運期と言われる乾宮(北西)に入っています。
九紫と二黒は、火生土(かしょうど)で「相星」です。
非常に良いコンビですし、九紫的象意(人も含む)を上手く二黒が成果に繋げるでしょう。
九紫的象意は先見の明やアイディアです。
その働きかけを二黒が受け止め実質的に成果に繋げるような素晴らしい関係性を築けるチャンスに恵まれているのです。
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