九星気学 本命星が中宮に入る年の運勢とは

本命星が「中宮」に廻座した時
本命星の定位置に暗剣殺が付く!
(五黄土星以外)

留守中にいたずらし放題の猫ちゃん

 

本命星の定位置とは

九星気学で用いる盤には「後天定位」というものがあります。
この図は、五黄土星が中宮に入ります。

そして、五黄土星以外の星は下記の宮に入ります。

  • 一白水星は、北にある「坎宮(かんきゅう)」
  • 二黒土星は、南西にある「坤宮(こんきゅう)」
  • 三碧木星は、東にある「震宮(しんきゅう)」
  • 四緑木星は、南東にある「巽宮(そんきゅう)」
  • 六白金星は、北西にある「乾宮(けんきゅう)」
  • 七星金星は、西にある「兌宮(だきゅう)」
  • 八白土星は、北東にある「艮宮(ごんきゅう)」
  • 九紫火星は、南にある「離宮(りきゅう)」

それぞれの星が入る宮が「定位置」となります。(上記図参照)

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本命星が中宮に入る年

2019年を例にすると

2019年 年盤

八白土星の定位置である「艮宮」(北東)に二黒土星が入り暗剣殺が付きます。

各九星が中宮に入る時と暗剣殺について

五黄土星が中宮に入る場合は、暗剣殺はありません。

  • 一白水星が中宮に入ると…定位置である「坎宮」に六白金星が入り暗剣殺が付きます。(北が暗剣殺)
  • 二黒土星が中宮に入ると…定位置である「坤宮」に八白土星が入り暗剣殺が付きます。(南西が暗剣殺)
  • 三碧木星が中宮に入ると…定位置である「震宮」に一白水星が入り暗剣殺が付きます。(東が暗剣殺)
  • 四緑木星が中宮に入ると…定位置である「巽宮」に三碧木星が入り暗剣殺が付きます。(南東が暗剣殺)
  • 六白金星が中宮に入ると…定位置である「乾宮」に七赤金星が入り暗剣殺が付きます。(北西が暗剣殺)
  • 七星金星が中宮に入ると…定位置である「兌宮」に九紫火星が入り暗剣殺が付きます。(西が暗剣殺)
  • 八白土星が中宮に入ると…定位置である「艮宮」に二黒土星が入り暗剣殺が付きます。(北東が暗剣殺)
  • 九紫火星が中宮に入ると…定位置である「離宮」に四緑木星が入り暗剣殺が付きます。(南が暗剣殺)

「宮」を自分の「お家」として捉えて想像してみると…
自分(本命星)が「中宮」という「お家(宮)」にお邪魔している間、自分のお家(定位置)には循環の法則に従って決まった星が入り暗剣殺が付くことが決まっています。

これが、年盤上起こると一年間、月盤なら一ヶ月間、日盤なら一日、刻盤なら二時間、となります。

九星気学では、「後天定位」を土台(基本)にして、年盤を重ね、その上に月盤を重ね、次に日盤を重ねて鑑定します。

 

説明が随分長くなり申し訳ございません。
これでも、コンパクトにまとめたつもりなのですが…

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中宮に入る年における「同会と被同会」

「後天定位」に年盤を重ねることで、その年の運勢を推測することが出来ます。
この方法を「同会法」といいます。

2019年では、八白土星が「中宮」に入りますから、八白土星の方は「五黄同会」となります。
八白土星の定位置「艮宮」に二黒土星が入りますから、八白土星の方は「二黒被同会」となります。

「同会法」で年運を推測する際は、本命星が入る宮と同会している星が土台として捉えます。

従って、2019年の八白土星は中宮に入り五黄土星が示す象意を心掛けて、ヤルベキ課題を能動的に意識する必要があり、能動的に活用することが出来ます。

「同会」とは

運気をしっかり捉えることで、意図的にネガティブな事柄は避け、ポジティブな影響を受け入れる事が可能です。

イメージとしては、人の家(定位置ではない宮)にお邪魔しているわけですから、失礼のないように気遣い、ポジティブな行動を心掛ける。
現場にいいるわけですから出来るはずです。

「被同会」とは

他動的作用を受ける為、良くも悪くも影響を受け象意が現れやすくなります。
その象意は各九星の象意に準じます。

イメージとしては、自分の留守中に家の中(定位置の宮)で、何かが起こっている状態ですから受身的になります。
留守中にペットの猫ちゃんがいたずらし放題やっている状態(個人的イメージ画像)

本命星が「中宮」に入る年は、強い運の力に恵まれます。
しかし…

その力強さを利己的に使用したり、
同会している宮や星の影響を意識せず、
ヤルベキことをせず、
私利私欲に走る、

その様な行動がきっかけとなって「被同会」によるネガティブな影響を受けます。

本命星が中宮に入る年には、本命星の定位置には「暗剣殺」が付いていますから、結果的には自分が掘った穴に自らがハマる状態となります。

従って、「強い運=好調」とは言えないのです。

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中宮の年とは

運の勢いは「強い」が「好調」ではない…

何となく複雑な運気で「縁起が悪い」とか「不吉」を感じるかもしれませんが…
決してそのような年ではありません。

本命星が中宮に入る前、過去三年間の運気が「成長期」でした。

その成長期に行った「成長と拡大」に「甘さ」や「歪み」がないか「点検」する時期なのです。
これまでの努力や活動の結果が「結実」として、何らかのカタチで現れる一年でもあります。
現れた「結実」をしっかり厳しい目で見極め、メンテナンスすること大切なやるべき事なのです。

「強い運」に恵まれているにも関わらず…

謙虚さを失くして、浮かれ調子で、これまで通りの「成長」を見込んで「拡大・発展」を推し進めると問題が現れます。
決して「発展・拡大」が悪いのではなく、自らが創り上げた「驕り」が原因です。

従って「本命星が中宮に入る年」を必要以上に恐れたり萎縮する必要はありません

トラブルに陥って、そこで初めて自己の甘さや歪みに気づくことになります。

しかし、この時点で「気づく」ことはとてもラッキーなことであります。
まだまだ、リベンジは可能です。

しかし、都合よく隠ぺいしたり、天狗になったままの状態で物事を強引に推し進めると「八方塞がり」に陥ります。

良く世間では、本命星が中宮に入る年は「八方塞がり」と表現されるゆわれであります。

私、個人的には「運」に「吉」も「凶」もなく、「吉の道を歩むか」「凶に陥るか」それは本人次第であって、「運」が人を苦しめるモノではないと捉えています。

 

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