方位取り・祐気取りの効果を高める同会吉方(八白中宮の年)
通常の方位取りや祐気取りよりも高い効果が期待できる
同会吉方
ここでは、八白土星が中宮に入る年に ”同会吉方” が採れる本命星と、その方位を紹介します。
八白土星が中宮になる年は…
- 2019年 己亥
- 2028年 戊申
- 2037年 丁巳
- 2046年 丙寅
目次
同会吉方とは
九星気学で使用する「遁甲盤」には、「後天定位盤」というものがあります。
後天定位盤は、五黄土星が中央に入ります。
北は一白、南西は二黒、東は三碧、南東は四緑、北西は六白、西は七赤、北東は八白、南は九紫が入ります。
その位置は、”各九星の定位置”であります。
後天定位盤(下)と年盤(上)を重ねて見ます。
年盤の本命星が、後天定位盤のどの星の上に乗っているか?を調べます。
この状態を「同会」と言います。
これで、自分の本命星が後天定位盤の”どの星”に同会しているのか?が分かります。
同会の影響
自分の本命星が、”同会”している星の象意(影響)を、その一年間は強く受けます。
また、その吉象意を能動的に利用することもできますから、意識的に凶象意を抑えることも可能です。
その行動により、その一年は無理なくスムーズにその一年を過ごすことが出来ます。
同会吉方は、一年間受ける象意(気)を上手に利用しながら、祐気(良い気)を頂く開運法です。
この一年間は、自分自身が同会している気を上手に扱う能力に長けている時期でから、非常に良いタイミングです。
そして同じ象意を持った気に触れるわけですから、理にかなってます!
その結果、効果としても通常の方位取りや祐気取りより高い効果が期待できるのです!
さらに!方位取り(引っ越し)の場合は、その気が発する土地に”根付く”のですから、長期間に渡り高い効果が期待できます。
方位取り・祐気取りに向かう方位は、必ず”吉方”でなければなりません!
最大吉方であると更に良いです。
ここでは、八白中宮の年の同会吉方が採れる本命星とその方位を解説します。
分かり易くする為に外側を「後天定位」(薄い水色)、内側を「年盤」で表しています。
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八白中宮の年の同会吉方
年盤の中央に、”八白土星” が入る年の凶方位
2019年 己亥…南西:五黄殺、北東:暗剣殺(二黒)、南東:歳破殺(七赤)。
2028年 戊申…南西:五黄殺、北東:暗剣殺(二黒)、北東:歳破殺(二黒)。
2037年 丁巳…南西:五黄殺、北東:暗剣殺(二黒)、北西:歳破殺(九紫)。
2046年 丙寅…南西:五黄殺、北東:暗剣殺(二黒)、南西:歳破殺(五黄)。
以上の方位は、万人が方位取り・祐気取りを行う事ができません。
本命星 一白水星の同会吉方
本命星が、一白水星の方が取れる同会吉方です。
下記の図は、外側が後天定位盤(五黄中宮)で、内側がその年の年盤です。
八白中宮の年は、一白水星の方が西(兌宮は七赤の定位置)に入ります。
このタイミングで七赤金星が巡っている方位を取る。
これを「同会吉方」と言います。
ただし!「亥年」は、南東が歳破となり凶方位ですから取ることが出来ません。
同会吉方が使えない月命星
- 月命:九紫(10月生まれ)の方は、月命的殺(凶方位)。
- 月命:七赤(2月・11月生まれ)の方は、月命殺(凶方位)。
同会吉方の効果とは
本命星が兌宮(西)に入る年は、七赤的な象意に恵まれます。
ご縁に恵まれ実りの多い一年ですから、恋愛・縁談・交渉事に良い一年です。
その象意を有効に扱うに長けている状況下で、七赤の吉象意と南東の吉象意(四緑的)を取りに行く状態なのです。
分かり易く表現すると…
今!吸収しやすい栄養素を、今!体内に注入するような状態なのです。
だから、開運効果を高める効果が期待できるのです。
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本命星 三碧木星の同会吉方
八白土星が中宮に入る年に、本命星が三碧木星の方が採れる同会吉方です。
この年の三碧木星の方は、九紫的象意を強く受ける一年です。
この年に、九紫火星が巡る方位に向かい祐気取りを行ったり、引っ越しを行うことを「同会吉方」と言います。
通常の祐気取りや方位取りよりも効果が期待できます。
実力以上の評価を得る事が出来たり、上司や有力者などからの引き立てが得られると言われる吉方です。
事業繁栄も期待出来るので事業主の方におススメ方位です。
ただ、この吉方は、三碧木星に方にとっては「退気吉方」(木生火)です。
自分が積極的に人々に尽くさなければ吉象意に恵まれず、開運にも繋がりません。
しかし、努力を惜しまず頑張った方は、その頑張り以上の成果を得る事が出来る吉方位です。
同会吉方が使えない月命星
- 月命:七赤(9月生まれ)の方は、月命的殺(凶方位)。
- 月命:九紫(7月生まれ)の方は、月命殺(凶方位)。
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本命星 四緑木星の同会吉方
八白土星が中宮に入る年に、本命星が四緑木星の方が採れる同会吉方です。
この年の四緑木星の方は、一白的象意を強く受ける一年です。
また、四緑木星の方にとっては、昨年が暗剣殺の一年。
そして、次に迎える坎入期(冬の時期)の一年ですから少々忍耐が必要な時期になります。
しかし、9年サイクルで運勢が巡る始まりの一年ですから非常に大切な一年であり、しっかり根を生やす(基礎固め)ことでこれから先の運勢に大きく影響を与える一年です。
開運チャンスを大いに生かすタイミング
この年の四緑木星が北(坎宮)に入っています。
元々、一白水星の定位置である坎宮「北」です。
この年、一白水星が巡る方位に向かい祐気取りを行ったり、引っ越しを行うことを「同会吉方」と言います。
通常の祐気取りや方位取りよりも効果が期待できます。
恋愛運、金運アップに貢献する吉方位です。
この吉方は、四緑木星に方にとっては「生気吉方」(水生木)です。
受動的な状態でも吉象意に恵まれると言われる吉方です。
ただし!調子に乗り過ぎたり、状況に溺れると本末転倒となりますから気持ちを引き締める必要があります。
- 悪しき習慣を改善させたい!
- 悪縁を断ち切りたい!
この様な方には、特にお勧めです!
同会吉方が使えない月命星
- 月命:六白(4月・1月生まれ)の方は、月命的殺(凶方位)。
- 月命:一白(9月生まれ)の方は、月命殺(凶方位)。